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東邦大学 大森祭 2023
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学生部長 挨拶

学生部長 挨拶

第61回大森祭に寄せて

 

医学部学生部長 中島耕一

 

この度は第61回大森祭が開催されますことお慶び申し上げます。
昨年はコロナ禍の一定の収束を受けて3年ぶりの実開催となりました。担当学生たちも経験のないところで奮闘され、感染対策を含めて見事に実開催の大森祭を復活させました。しかしあとで聞いてみると、もっとできたことがあったのではないかとの前向きな反省があったようで、本年はその先輩達の思いを受けた企画運営実施と見受けております。
大森キャンパス内での医学部・看護学部学生の協調のみならず習志野キャンパスの学生との交流など、過去を振り返っても例を見ないほど学生間のやりとりが実行された上での今回の開催です。
また地域の皆様との交流にも目配りをした企画も立案されたと伺っております。本年の実行委員の学生諸君の例年にない本気度を感じます。こうした準備においては遠隔会議システムも十分活用されたと聞いております。こうしたことはある意味コロナ禍における副産物ともいえ、「禍を転じて福と為す」精神の発露と思います。
本年のテーマは「櫻梅桃李」と伺いました。昨今の学生には地理や故事成語を知らないと実感させられる事が多いと思っていたところに出てきたテーマです。誰の発案か是非聞いてみたいところです。印象的でかつきれいな花をつける樹木を4つ並べたこの美しい四字熟語は、皆様のご存じの通り、昨今はやりのdiversityを象徴するかのごとく個性豊かにあろうと言った意味かと思います。
私の家の狭い庭には、桃はありませんが桜・梅・びわがあります。まさに時期を違えて花をつけるので妙に実感するところです。個性の発揮には他者への尊重と理解が必要かと思います。他者を理解するには幅広い教養と忍耐を要すると思います。教養は寛容の心を育みます。本年の委員の皆さんは、こんな素敵な言葉を知っているとおり教養も十分でしょう。
素晴らしいテーマに沿って第61回大森祭が盛会であることを衷心より祈念しております。

 


 

大森祭に寄せて

東邦大学看護学部 学生委員長
原 三紀子

 

 

この度は、第61回大森祭の開催おめでとうございます。
今年の大森祭テーマ「桜梅桃李」は、桜・梅・桃・李(すもも)の花が独自にそれぞれの美しく咲くことに例え、自分らしさや個性を磨いていくことの大切さを意味する言葉です。大森キャンパスの学生の皆さんが、それぞれに自分らしさを発揮し、only oneの花を咲かせることを期待しています。
これまで、新型コロナウイルスの感染拡大によって学生生活に多くの制限がありました。昨年からやっと、キャンパス内での大学祭開催が可能となりましたが、かけがえのない学生生活における人と人とのつながりにさまざまな制限が余儀なくされてきました。
今年は、学部を越えたつながりをさらに発展させるために医学部キャンパスで医看合同開催の企画となりました。実行委員の皆さんが、習志野キャンパス東邦祭実行委員の皆さんとキャンパスを越え大学祭運営の情報交換会を行ってきたことも大きなチャレンジでした。そして、部活動紹介や出店等に加え、地元商店街とのコラボレーション、子ども・地域の皆様など多くの方々に参加いただける企画を検討していただきました。大森祭実行委員のみなさんのパワーが伝わるアクティブなプログラムとなり大変嬉しく思います。
大森祭を通して学部を越えた交流、地域との交流を深め、大いに楽しみ、心の充電ができることを願っています。

大森祭運営にご協力いただきました学生、教職員、梅屋敷商店街の皆様に感謝申し上げます。